運営メンバーの企画に込めた思い
本日は、運営メンバーがこの分科会を企画した思いや意図を簡単にご紹介したいと思います。
「学生の声を反映させたい」
これが本企画に込めた運営メンバーの思いです。
今年でリーディングフォーラムは5回目の開催となります。今年度(平成29年度)が最終年度のプログラムもあり、全国のリーディング履修生や教員・関係者が一堂に会す機会は、最後になるかもしれません。
プログラムの評価って「数字」だけでできるのだろうか。
プログラムが終了するにあたり、その総括が重要なテーマとなっています。しかし、学生の成果については「受賞歴」などの局所的な指標が用いられ、進路に関しても「企業にA名、国際機関にB名、行政機関にC名・・・」といった数値的な評価が中心です。
もちろんプログラムの客観的評価は重要ですが、「数字」だけでは見えてこないこともあるだろうと感じていました。なぜなら、学生の立場からすれば、プログラムは、あくまでキャリア形成の一部であり、他の諸要素と相互作用することでその重要性が際立ってくるからです。
「グローバルリーダー」という人材像と自分自身のキャリアとの関係とは...
加えて、プログラムでは「グローバルリーダー」といった抽象的な人材像が掲げられていますが、その一方で学生の多くは、様々な周辺環境に触れることで考えが揺らぎ、どんなキャリアを目指すべきか苦悩しているのではないでしょうか。そんな悩みに、博士人材やリーディング履修生として、そして一人の人間としてどのように向き合うべきか、学生主体で議論する場があってもいいのでは、と思うようになりました。
そこで今回、最後のしかも地元名古屋開催のフォーラムということもあり、「リーディングプログラムに対する学生の声を少しでも届けたい!」という気持ちで、本分科会を企画しました!ぜひみなさんの声も当日会場でお聞かせ願えればと思います。ウェブサイトにも目的ページを作成していますので、そちらもあわせてご覧下さい。
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