当日のご参加ありがとうございました!さる10月21日(土)にフォーラム2017学生企画、予定通り開催する事ができました。当日は多くの皆様にご参加頂きましてどうもありがとうございました。当日参加して頂いた学生からも「自分でキャリアを切り開くことの重要性を再認識した」や「もっと広い視野を持ってキャリアを模索してもいいことに気づいた」という声を頂き、何らかのヒントや気づきを提供できたのではないかと感じています。また、登壇者の方々も5年間の学びを再度確認する上で非常に有意義な時間であったとコメントを頂き、我々企画側も含めると「三方よし」の素晴らしいセッションになったかと思います。本企画の開催報告につきましては、何らかの方法で公開する予定ですが、現時点では詳細未定です(動画公開については現在調整中)。最後に、今回はこの場を借りて本企画にご協力頂いた関係者各位に改めて感謝申し上げるとともに、本企画がLPを含む博士学生のキャリア形成の一助となることを願っております。2017.10.27 00:00
当日のスケジュール発表!いよいよ今年度のフォーラムが来週の週末(20、21日)に迫ってきましたが、みなさん参加のご準備はできていますか?本日は学生企画の当日のスケジュールを公開したいと思います!2017.10.12 00:00
森特任准教授とのディスカッション【後半】森特任准教授とのディスカッション【前半】に引き続き、後半を今回はお届けします。プログラムの成功と人生の成功メンバー(鈴木):大学や各プログラムによって、「こういう人材を養成する」という目標が色々あると思うが、一方で、学生はプログラムが進む中で自分のキャリア観や進路に対する意識って変わってくるものだと思う。自分の場合は大学研究者を希望しているが、登龍門は「プロフェッサーの養成」ではなく、「プロフェッショナルの養成」ということを掲げているので、はじめのころは大学研究者という進路を言い出しにくいと感じてしまうこともあった。。そのあたりってどうあるべきなのか。森さん:やっぱり教育プログラムなので養成する人材像を描いてプログラムを作るのは当然です。短期で教育の「成果」を出さなきゃいけないので、プログラムの成功と個人の人生の成功を考えねばならずたいへんです。でもプログラムを運営している先生たちと話していてわかるのは、真剣に「個々の人生」のことも尊重されていると思いますよ。学生のみなさんに言っていることや、学生の皆さんが感じとっていることと、本心や本音とギャップがあるかもしれないけど。メンバー(鈴木):コーディネーターの先生は最近考え変わってきたと言っていて。例えば昔は、学生がプログラムの途中でやめることに関して、ネガティブにとらえていたけれど、最近は必ずしもそうではないって思うようになったとか。学生の立場としては、(人生の選択を自分自身で考えて選択できるので)すごく居心地が良くなったと思っている。森さん:最近特に、変わってきたと感じる。リーディングの先生たちも、最初は研究やプログラムに関係する大手企業の人たち中心にしか接触がなかったのが、ベンチャーさんとか中小企業さんとかと会う機会が広がった。今度の8月(センター主催イベント『企業と博士人材の交流会』)でも、名古屋大学の6つのリーディングの先生方と60社と会っていただく機会を去年から設けているんです。これだけではないけど、先生方もベンチャーとかの熱い社長とか、いろいろな場で活躍している博士と会う機会も増えて、これまでにない情報が得られてプログラム運営に影響を与えているんじゃないかって思う。企業さんも急激なスピードの変化と、絶対にグローバルに出て行かないと生き残っていけないっていうことで、ぐーっと変わって来たし、経営者層の研修をやっているくらい。接触する企業側も必要とする人材像が変わってきていると思う。プログラムの途中で自身の目的を達成しないで辞めちゃうのは大学として改善していくことがあると思うし残念だけど、プログラムの途中ででも目的とした経験ができて、いち早く貢献できる人材として活躍できるようになっているのだったら、プログラムとしても学生さんとしてもwin-win、大成功といってもいいのかなっと思いますよ。「どこに所属するか」は成果ではない森さん:目標を決めてそこを目指すのもひとつだけれど、何かやっているうちにたどり着く場合もあるし、全部が全部(目標ありきじゃ)なくてもいいのかなって。プログラムとしては、目標決めてそれに向かうのが理想なんでしょうね。でもいろんな人がいるのが実際のところ。大学もそれはよくわかっているつもりなんだけど。企画メンバー(近藤):やってみたことの成果がどう出るかっていうのをもう少し柔軟にとらえてくれてもいいのでは。最初から、「このプログラムの成果はこれだ、こうならないと失敗だ」となると、ちょっとリジッドすぎると感じる。森さん:そう感じている学生さんがいることは受け止めておきたいと思います。プログラムの成功と個々の学生の人生の幸せの両輪を考えてはいると思うし、長い目でみてあの時の経験がよかったな~と思うことも出てくるとは思うんです。でも日本はやっぱりどこかで「ネームバリューのあるところを目指せ」みたいなところがあった。いまは日本も変わってきていますよね。大手企業がすべていいっていうわけじゃなくなってきている。個人の人生として、アウトプットが成果であって、どこに就職した、とかどこにいる、という組織が成果ではない。それは先生たちが一番よく感じていて、「ネームバリューのあるところを目指せ」という部分もあるかもしれないけれど、そうはいっても・・・って感じられている部分もあると思います。2017.10.02 00:00
森特任准教授とのディスカッション【前半】名古屋大学では2006年にビジネス人材育成センターが設立され、全国でもいち早く、大学院生のキャリア多様化促進事業が進められてきた。「博士課程への進学=学者」という風潮が強かった設立当時、支援の想定したターゲットは博士過程学生・ポスドク全体のせいぜい1割だったが、今ではセンターの意義も変わって博士が社会で活躍するためという目的から対象は「10割」に。将来的には「こういうセンターがなくても、各自で人生について考え動くのが当たり前、という状況になってほしい」と、同センターの森特任准教授(以下:森さん)は言う。今回は、これまで多くの学生・ポスドクのキャリアの悩みに向き合ってきた森さんを本企画メンバーが訪ね、博士人材のキャリア形成を巡る状況について、お話を伺った。その内容を<前半>と<後半>の2回に分けてご紹介したい。<前半>人生の中の位置づけとして・・・/強いのは、「自分で動ける人」/緩やかな専門性<後半>プログラムの成功と人生の成功/ 「どこに所属するか」が成果ではない2017.09.29 00:00
「トークテーマ」募集します!当日(10月21日(土))は、4名の登壇者による全体討論のセッションを設けています。当日来てくださる皆さんは、キャリアパスの選択についてどのような悩みを抱え、リーディングプログラムの修了生である先輩方から、どんなお話を聞きたいと思っているのだろうか?そんな疑問から、本ホームページでは、全体討論でのトークテーマに関する皆さんのご意見を募集することとしました!皆さんが登壇者の方々に聞きたいことや、ご自身の進路の悩みについて、「こちらの質問フォーム」より、我々にお聞かせ下さい。全体討論の「トークテーマ」作りの際に、参考にさせていただきたいと思います。ご意見募集の〆切は、9月24日(日)です。皆さんのご意見、じゃんじゃんお待ちしております! 2017.09.11 01:00
事前インタビューを通して(1)今回のフォーラムに向け、これまでに約10名のプログラム履修生や現役生に対し、インタビューを行ってきました。リーディング履修生であればキャリア形成のあり方にはある程度の共通性があると想像していたのですが、インタビューを通して、驚くほど多様であることに気がつきました。2017.08.29 03:00
登壇者決定しました!お待たせいたしました。フォーラム当日に登壇し、ご自身の経験を共有して頂くプログラム修了生の方が下記の通り決定しました。登壇者No.1 武居弘泰(阪大・超域イノベーション)登壇者No.2 白石晃將(京大・思修館)登壇者No.3 乾 敏恵(同志社・グローバルリソースマネジメント)登壇者No.4 金光慶高(阪大・生体統御ネットワーク医学教育プログラム)*敬称略。紹介順は事前インタビューの順番に従っています。「登壇者一覧」のページに、登壇者の方々のお写真と共に企画への意気込みなどを掲載しておりますので、そちらも併せてご覧ください。リーディング・フォーラムおよび本企画の開催まであと2ヶ月と迫り、こちらでは着々と準備が進んでいます。どの登壇者の方のお話も大変興味深いので、当日、多くの皆様に参加して頂けると大変嬉しいです!お待ちしております。2017.08.17 01:00
運営メンバーの企画に込めた思い本日は、運営メンバーがこの分科会を企画した思いや意図を簡単にご紹介したいと思います。「学生の声を反映させたい」これが本企画に込めた運営メンバーの思いです。 今年でリーディングフォーラムは5回目の開催となります。今年度(平成29年度)が最終年度のプログラムもあり、全国のリーディング履修生や教員・関係者が一堂に会す機会は、最後になるかもしれません。プログラムの評価って「数字」だけでできるのだろうか。2017.08.11 00:30
ウェブサイト公開しました。こんにちは。今年10月20・21日にリーディングフォーラム2017が名古屋で行われます。その2日目(10時15分~12時30分)に学生企画「はかせだもの みんなちがって みんないい」を開催いたします。本企画では、全国のリーディングプログラムから修了生を5名(予定)招いて、キャリア形成について先輩方が経験した悩みや葛藤を共有して頂きます。博士課程特有の悩みから、日常的な研究生活やリーディングの活動内に潜んでいるチャンスの見つけ方・掴み方など、事前インタビューの結果と分析をもとにディスカッションを進めていきます。履修生の皆さんにとってヒントになるような話題を多く準備しており、「自分で納得出来るキャリア選択」をするきっかけになると思います。今後、本企画の準備や登壇者の紹介については本ウェブサイトにて随時更新してまいりますので、ぜひご覧下さい。(参加希望の方は、参加登録のページをご覧ください。)2017.07.30 23:00